2013.5.19 < 38_WORKS.景 >

市の運営と両立が難しい・・ので、
しばらく自分のつくるものは、
持って行ってなかったのだけど、
気持ちが整って、再びつくりはじめた服を
少しだけでも見てもらえたらうれしいな。と
久しぶりに並べることが出来ました。

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青いテントと青い服。

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loose
flowing
garment

ゆったりと
流れるような
衣服

市前夜、
必死のぱっちの、値つけ作業中に
偶然出会った英文の一部。

この服にぴったりな言葉。

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後ろにも前にも、これでもか!と
ギャザーを入れている、この服。

服をつくり始めたときから、
ずっとつくり続けているアイテム。

丈を変えたり、生地を変えたり。
このシルエットが好きで。

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手元に残ったら、こんなふうに着ようと思ってた。
(よく「どこの?」と聞かれる、お気に入りのスエットパンツは、
 journal standard luxeのものです。)

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きりり。の黒。は、
やわらかな、あのひとの元へ。

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値段があって、人件費があって、
1着にかけられる時間とお金はこのくらいで。

という世界から、全くかけ離れて、服づくり。
もっと早く、たくさんつくることはもう目指さない。
こういうものづくりがあっても、
いいのかなぁ。と思えたり。

そんな私と私の服を、
よく知ってくださっている方や、
この日出会えた方たちに、
手にとってもらえたことは、
やっぱりとてもうれしかった。

ありがとう。

 

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「手づくりの市からつながる日常の風景」の表現を試みた
「a day on the TABLE.」

nestのシゲオさんがつくってくださった
鉄でつくってもらったオブジェ(!?)。

表紙のフォントが素敵に一目惚れした本は、
YOU BOOKSさんのところで見つけ、

息子のお弁当箱を。と
竹かご屋の辰巳さんにお願いした六角形の入れ物は、
今は、私の裁縫道具入れに。

深さの少しあるお皿は、
第1回目の開催で買ったもので、
それまで食器を買ったことがほとんどなくって、
「1枚2000円もするの!?」と驚いて、
買ったのを覚えている。

陶芸教室に通うお母さまが焼いたといううつわで、
とにかく使いやすく、お世話になり続けているお皿。

ゆっくりと買いもの出来ることは
なかなかないんだけど、

ここで出会ったいくつもの、
私たちの生活を支えてくれるものたち。

ものが溢れているのは、好きではないけれど、
つくり手のことを知っている「もの」からは、
つかうたびにパワーをすごくもらえていて、
私も頑張ろう。って思える。
たとえ、家に持って帰らなくても、
そういうひとたちの生き方に触れるだけでも。

そのうれしい気持ちがつながっていけば、
遠い場所にいる誰かを追い込むようなことが、
少しずつであっても、減らせるのではないか。と

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私たちも、私たちを包むものも 
何かがそっと変わっていけばいいな。と
願い続けて、5年が経ちました。
第1回目の開催の時。
ベビーベッドをブースの後ろに置いて、
授乳しながらの開催。

息子はまんまるで、私も若い。。20代。   

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今ではこんなに大きくなりました。

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そして、市でみなさんに尋ねてもらった「小屋」
壁から天井まで、旦那がひとりで
悶えながら、ようやく貼り終えたところ。

屋根、外壁、天井、内壁。
これからしゃかりきにペンキ塗り。
気持ちのよい空間になりそう。(だといいな。)

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いろいろありますね。日々も社会も世界も。
何にも出来ないな。と。
どこまでも落ち込むことも、日常茶飯事だけど、
小さな希望とワクワクを携えて、
楽しくやっていこう。と思っています。

市も38_WORKS.も。

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会場に設置していた「東日本大震災義援金箱」
出展者の方がお店に置いておられる義援金箱を
私たちに託してくださったり、
お客さまにお買いもの券をお渡ししようと思ったところ、
「義援金に充ててください」と申し出て頂いたり、

少しずつの小さく温かな気持ちが、
今回は5394円集まりました。

出展料の一部と38_WORKS.の売り上げの一部も合わせ、
今回も福島県二本松市の青空市場へ
食品や日用品をお送りする手配をこれから致します。

「自分たちを見捨てずに、守ってくれる大人がいる。
 ということが伝わるとき、子どもたちに笑顔が戻ってくる。

 子どもたちに生きる希望を与えるということは、
 たとえ、医者でなくても、私たちにも出来る。」

お気持ちを寄せてくださったみなさま、
ありがとうございました。