手網自家焙煎o-coffee / モノカラデザイン

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ごはんをつくっていると、
時々、ビックリし過ぎるくらい
美しい色に出会う。

空とごはんの色は、
毎日見ていてもホント飽きない。

●手網自家焙煎o-coffee●

てあみじかばいせんおーこーひー

自家焙煎したコーヒー豆をつかった
スペシャリティーコーヒーと豆の販売を手掛ける
「o-coffee」の大形さん。
京都を拠点に、実店舗は持たず、
各地のイベントやオンラインショップにて、
コーヒー豆を届けておられます。

コーヒー豆を煎るのに使うのは、手網。
職人さんによる金網細工で有名な
京都・辻和金網の銀杏を煎るための道具を
改良し、豆の焙煎に使っているんだそう。

この方法だと、網を手で持つ感覚の変化や、
どの焙煎機よりも近くで観察出来るので、
生豆の変化によりきめ細やかに対応することが可能に。

扱うのは、ブラジルからやってくる
「キャラメラード」という豆のみ、現在1種類。

五感を総動員し、
じっくりと時間をかけて、火を入れることで、
柔らかくて優しい味に仕上げるという自慢のコーヒー豆。

今年の始めには、
タイへコーヒー農園を訪ねる、コーヒー旅に
出掛けられていたというo-cofeeさん。

コーヒーに対しての深い気持ちが、
自由で心地よい風みたいに、
ぴゅーぴゅー感じるのは、
いただいたメールの最後の言葉のせいかなー。

「楽しみにしててください。
 うちのコーヒーは美味しいですよぉー。」

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●モノカラデザイン●

一点一点手描きによる絵付けを施した
陶器をつくる「モノカラデザイン」さん。

陶芸を始められたのは15歳の頃(!)だそうで、
粉引に鉄絵、というスタイルで、
もう10年以上作陶を続けられているというから、
ビックリです。

表面に突起があると、絵が描けないため、
キメの細かい赤土をつかい、
濃いめの白化粧をかけることにより、
きれいな白とぽってりとした佇まいを持つ陶器をつくり、

そこへ、ハリネズミやパンダ、シロクマなどの動物の絵を
筆をつかって一本一本の線を描く。

と書くと、かわいらしいものが思い浮かぶかもしれませんが、
白いうつわに黒の線で描かれた動物は、
リアル過ぎず、イラストのようでもなく、
独特の佇まいを持っているもので、

どの工程も、出来上がりのイメージをしっかり捉えて、
そこへ向かって、確実に丁寧に仕上げていくような、

モノカラデザインにしか描けない絵だと
自負しています。

という言葉に強い説得力を感じるうつわたち。

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photo by sawada takunobu

早く手に取って、感じてみたい。