9/19  出展者のご紹介

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今日もやはり暑い中、アトリエに来て下さった方たち、本当にありがとうございました。

8月の終わり、出来上がった服を受け取る頃には、羽織れるかなぁ。。と

夏が始まる頃に、

カシュクールタイプの長袖のワンピースのオーダーをしてくださった方。


出来上がりましたが、まだまだ暑くて、着られましぇーん。



相談して、スカートのボリュームを削ったら、

すごくいいシルエットに仕上がった。

提案してくださったときは、「あっ、そうか!」と目からウロコ。新発見!

そうやって出来上がったワンピース。

羽織ってくださった姿を、

「あぁ、素敵だなー」と自分がつくったことはさておき、しみじみと見つめてしまった。

すごく似合ってた。もう私の手から離れた瞬間に、そのひとの服となる。


出来上がった服に袖を通していただくときが、最も緊張する瞬間。

だからこそ、嬉しそうに服を撫でてくださる様子を見られたときは、至福の瞬間。




きっとつくるひとは、みんなそうなんじゃないかな。。

ちゃんと使い手へ届く様子を見届けたい。





そんなわけで、今日のご紹介は、




・地域活動支援センターそよかぜ・



ヘンプのナチュラルな質感を生かしたアクセサリーたち。

今回は、特に眼鏡チェーンをカラーバリエーションを増やしたので、

お好みの色合いを見つけていただきたい。とのこと。


いつもお子さまに人気のさくらんぼストラップやヘアゴムも、

今回、もちろんご用意。

ひとつひとつ丁寧につくり上げておられます。



「そよかぜ」に通っているひとは、

精神疾患を患い、生きていく上で生きづらさを感じているひとたち。

漠然と怖いイメージを持つ方が多いのが現状になってしまっているけど、

誰にでもなりえる病気だからこそ、理解が必要だと思い、

作品を通じて、実際に接して感じて欲しいと出展を希望してくださり、

私たちもその気持ちに応えられる場所をつくりたいと、出展をお願いしています。


わからないことや知りたいということがあったら、

一緒に出展しておられる職員の方にお話しを聞いてみるのもいいと思う。

興味本位でも、見て見ないふりをするより、知りたい、と思うことの方が、

大事なんじゃないかな。と思います。

興味を持つ方に丁寧に応えてくださる施設の方なので、大丈夫です。





・tsukinowa・



「tomo wood craft」として、

前回の手づくりの市に出展してくださっていた、ふるいともかずさん。


今秋、ご結婚を機に、工房を新しく構え、ご夫婦でものづくりをしていくにあたり、

屋号を新しく「tsukinowa」に改めてのご出展です。


木工を始める前、野生動物の生態調査の仕事をされていたふるいさんだから、

ツキノワグマから取ったのかなーっと想像中。


ろくろを使わないからこそ出来る、ゆるやかな三角の形になった丸い木のお皿たち。

一枚一枚、カンナと彫刻刀で仕上げています。

うっすらと残る彫り跡、木工にありがちな野暮ったさもなく、

前回買わせていただいたお皿は、毎日大活躍しています。

今回はツバキ材をつかった、新しいカトラリーにも挑戦中。


クラフトフェアまつもとやイベントを経て、

さらに自身の作品に磨きをかけているふるいさんの作品を木の下でぜひ。






・Sous le ciel・



藤井寺商店街の細い小道を入ったところにある、

対面形式の小さな天然酵母パンとデザートのお店。

お客さまと接する中で、

アレルギー体質のひとと接する機会が増えつつあることを感じ、

卵や乳製品をつかわずに、風味豊かなパンを豊富に焼き上げておられます。


厳選した素材をつかった食事パンや

人気の食パンもいろいろとバリエーションを考えて、

お持ちくださるそう。



アレルギーをお持ちの方はもちろん、

天然酵母や粉の風味が存分に味わえるパンをぜひ楽しんでください。





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